スタンプカードで本当に来客は増やせる?

ポイントカードはアクティブに使われている

CCCマーケティング株式会社のインターネット調査によると、ポイントカードやクレジットカードなど個人が持つカードの保有枚数は平均20.9枚でした。20~49歳の女性は約25枚と非常に多く、その中で常時財布に所持しているのは平均10.7枚という結果です。

職業別に見ると、財布の中に一番多く持っているのは専業主婦で、ポイントカードを持っている店の利用率が非常に高いこともわかりました。67.6%が毎回必ずポイントカードは使うと回答していますし、半々という人も含めれば9割以上がポイントカードをアクティブに使っている実態が浮き彫りになりました。カードを持っている店があれば使う、カードを持っている店を選んで行くという消費実態が鮮明になり、かなりアクティブに使われていると言えるでしょう。

持ち歩くことに対しては大きな不満も

前述の通りかなり費用頻度が高いにも関わらず、ポイントカードに対する不満も非常に高いことがわかりました。平均所有数20枚、うち10枚以上を持ち歩き、財布の中は常に過密状態というのがその理由です。かさばるのが嫌、持ち歩くのが面倒という声が圧倒的に多く、いざ使おうと思うと見つからないという人も35%にも上っています。消費者としては、カードがあるなら使いたいという思いがあるにも関わらず、物理的な容量の問題で持って行けないケースも多々あるということになります。

ショップとしては、まず消費者の手元で生き残る確率を勝ち抜き、その後は持ち歩いてもらえる確率を勝ち抜き、さらに使ってもらえる確率も勝ち抜かなければなりません。この競争に巻き込まれることなくハードルを一気に跳び越えるには、ショップ側がカードの根本的な考え方を改革する必要があるでしょう。

そこで活用すべきなのがスタンプカードです。

電子スタンプカードで不満を解決する

スマホ向けの電子スタンプカードの何よりの利点は、デジタルデータだという点です。カードを持ち歩く必要がなく、消費者が確実に身につけてくれるスマートフォンと存在を共にすることで、持ち歩いてもらえる可能性が格段にアップするでしょう。

アプリ形式のデジタルカードの作成や維持にはコストがかかるものが多く、一般にあまり普及しなかった時代もありました。しかしながらスマホが進化した現在では、スマホがあれば、最短1分で作って約10秒で電子スタンプカードを配布できる「pokepon」のようなサービスも提供できるようになってきました。

海外と比較すると、日本人は、価値を感じたスマホアプリであれば抵抗なく手元にダウンロードする土壌が整っています。ポイントカードを忘れてポイントを付けられなかったり、財布がカードでパンパンになるといった不満が解消できる電子スタンプカードであれば、持ち歩いてもらえることが期待できます。

リピーターの獲得が大きなカギとなる

今後あらゆる店舗で重要となって来るリピーター獲得。
飲食でも物販でも、囲い込みマーケティングに力を入れている事業者が成功を収めている実態がある以上、その手掛かりとなるスタンプカードは重要なツールです。

新規でも常連でも、店舗に来てくださった顧客に対して誠意と感謝を持って誠実に対応するのは言うまでもないことですが、店舗売り上げを大きくアップさせるためにはリピーターを生み出す図式が必須であり、意識的な売り込みをすることも大切です。

お客様の目的やタイプ別にアプローチを変えることで、リピーターが増えていったという事例も多数あります。シンプルでありながら、大切なつながりになり得るスタンプカードは、あらゆるショップにとって大きなカギと言えるのです。